次へ・・ミニ・パイプオルガンを作る計画その2
次へ・・ミニ・パイプオルガンを作る計画その2
★ミニ・パイプオルガンの製作に当たっては、古楽情報誌アントレの田中司さんの連載「ポジティブオルガンをつくろう」を参考にさせていただいておりますが、かなりの部分で私のオリジナルを追加しております。
★まずリードオルガンを改造しての発想は、当方のオリジナルです。
★今回は、ケルンに写真のように穴を空けます。側面に8mm、切り口に8mm(途中から4mm)をあけます。
★穴が空いたら、切込みを入れます。(写真参照)
中音部のA=440ヘルツから12本分の製作です。
★写真の右から、出来上がってゆく順番です。材質はケルンの部分はビーチ(ブナ)、パイプ部分はヒノキです。
★田中さんの連載記事によると、ケルンとフォーシュラーク(前板)の部分を0.5mmほど削って空気の噴出し口を作るように書かれてあるが、これはとても難しい作業で、なかなか音が出ない。そこでいろいろネットを検索していたら、プロはケルンとフォーシュラークの間にボール紙を挟むようである。紙の厚さを調整することによって、音が出るようになった。一件落着である。
★写真はその部分を示しているものである。私のように、あの連載でミニ・パイプオルガンを自作しようと思う人は、この方法を是非お奨めする。
★中音域の一オクターブができました。音の出にくいものもありますので、調整してゆきます。全部で15本のパイプを作り、できのよい物を12本選びました。吹いてみると、小さなそよ風のような音がします。
市販の工作材料を使い、小型のリードオルガンの上部に並べるため、細いパイプで設計されていますため、個人的に楽しむためのオルガンです。
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