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MIDIの部屋のmidiデータごは自由にお持ち帰りください。あなたの自動演奏楽器やホームページで使う時などちょっとメールをくれるとうれしいです。感想も大歓迎です。
ようこそ!
ミニパイプオルガンのサイトへ
現在、レストラン、イベント会場、音楽療法、介護施設等で使っていただいております。
クリックするとyoutubeで製作の過程がご覧いただけます。
私たちは、本格的なオルガンを作るビルダーではありませんが・・・
みんなで楽しめる小さなパイプオルガンを作ってみようと思っております。
オルガンの特徴
★半音階でなおかつ小型であること。
★パイプ数は4オクターブ以上(49本以上)であること。
★自動演奏機能付オルガンで、なおかつ4オクターブのmidiキーボードで演奏もできること。
★midiによる自動演奏装置で、多くの曲が自動演奏できること。
★曲の追加が、簡単にできること。
★内蔵の送風機と、ベロー(フイゴ)で、手回しの必要がないこと。
★できるだけ低価格に抑えること。
youtubeで(street organ, clank organ, busker organ,barrel organ等で)検索してみると、多くの欧米人が、自分で手回しオルガンを作って楽しんでいるのがみられる。
そこで自分もトライしてみましたが、いくつかの問題点が見つかった。
ストリートオルガン(手回し)の疑問点
疑問点1
なぜパイプの本数が少ないのか?
たった20本程度のパイプで音楽が奏でられるのか?
不思議に思い、パイプの配列を見てみると、半音階ではないのである。
たとえてみればハーモニカのようなものである。(もっともクロマティックハーモニカというものもあるが・・・)
ストリートオルガンのパイプの配列と当社のオルガンの配列
赤い印がストリートオルガン
当社の場合はC2~C6までの48音を使う。
(ストリートオルガンは、いわば黒鍵のないキーボードのようなものである。)
疑問点2
なぜ手回しなのか?
手回しハンドルを使って演奏するわけは、フイゴでパイプに風を送る作用と、穴のあけられたカードブックを読み取る機能があるわけである。
このカードをパンチングするのが特殊な機械を使うため、コストがかかる。
(一曲追加するのにカードだと数万かかる。)
疑問点3
クランクシャフトの摩耗は
手回しオルガンにする場合は、フイゴとカードの読み取り機能を付けるためクランクシャフトが不可欠であるが。
youtubeを見てみるとクランクシャフトには金属部分を使っているが、日本で入手できるのか?
仮にクランクシャフトを木製で製作した場合強度はどうなのか?
疑問点4
パイプを手作りした場合採算があうのか?
いろんな曲を演奏できるようにと半音階で作った場合は当然にパイプの本数が増えるわけであるが、材料や手間を考えれば採算が合うだろうか?またコンパクトなオルガンが作れるだろうか?
疑問点4
自分で演奏できるのか?
ほとんどのオルガンが、手回しによる自動演奏である。
鍵盤をつけて演奏できるオルガンを作っている人もいるが、構造が複雑になり、高価な楽器になってしまう。
試行錯誤の末に
youtubeやネットを見ていると、いろんなヒントを見つけることができる。
パイプについて
右の画面のような半音階のパイプを試作してみたけれど、苦労のわりに音質が思わしくないのである。49本のパイプを作るためには60本程度作ってみて、そのうち状態の良いものだけを使うわけであるが、時間と材料を考えれば、あまり賢い方法ではないようだ。(画像をクリックすれば拡大します。)
ところがイギリスのebayを見ていると、時々、教会を解体したときに不要になったオルガンパイプが格安で売りに出されていることがある。金属パイプの場合が多いが、木管が出たときはチャンスである。金属パイプは鉛と鈴でできているので、輸送中に破損しやすいが木管の場合はその危険性が少なく、また破損していても容易に治せるのである。
それに実際に使われていたプロが作ったパイプであるのでクオリティーも高い。
手回しにせず送風機を使う
なかなかパワーがあって小型で、音の静かな送風機が手に入らないがふとした偶然からとても良い送風機を見つけることができた。
これを使えばクランクシャフトの摩耗は関係ない。
http://www.digikey.jp/product-detail/ja/RG160-28%2F14N/381-2562-ND/442002
http://www.nidec-servo.com/jp/digital/pdf/E1540H.pdf
自動演奏のためのカードブックは
midiによる自動演奏装置を使う。音楽ソフトを使って、midi音源を作っておけば、あとはそれをコピーすればよいわけである。私自身もうすでに100曲以上の音源を確保している。またこのソフトをノートパソコンに読み込ませて演奏できる。
パイプへの風の導きは
ストリートオルガンでは、ビニールパイプや風の通り道を作って空気を送っているけれども、このオルガンの場合は送風機から送られた風はベロー(フイゴ)をとおりすべて風箱に入るが、個々のパイプ下に取り付けられている電磁弁を開閉することによりパイプが発音する仕組みである。
日本ではこのタイプの電磁弁がなかなか手に入らない。
この計画で一番むつかしいポイントである。
midiの信号はマイコンで制御する
ありがたいことにイギリスには、ストリートオルガンをDIYで楽しむ人のために格安で、このような基盤が手に入るのである。
(リンクのページに紹介しています。)
自分で演奏を楽しむ人のために
49鍵のmidiの使えるキーボードを繋ぐと、立派なマイパイプオルガンになる。
更新履歴
2017年10月26日 ミニパイプオルガンのためのmidifileの作り方のぺーじを充実させました。
2017年9月29日 特別篇のページを作りました。
2017年9月16日 MIDIの部屋を曲のジャンル別にしました。
2017年7月30日 MIDIの部屋を作成しました。
2016年1月2日 opus11の動画をアップしました。
2016年12月12日 作品例にOPUS-11を追加しました。
2016年2月15日 製作の記録その3を作り始めました。
2016年2月13日 製作の記録その2を作り始めました。
2016年2月11日 過去の製作の記録をアップしてゆきたいと思います。
2015年11月11日 自作される方の参考にのページを作りました。
2015年11月10日 アクセスとリンクのページを作りました。
2015年11月9日 オルガンの特徴を書きました。
2015年11月8日 ホームページを作り始めました。